ブータン総選挙に密着 見えてきた「民主主義」
2008年04月29日06時00分

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ヒマラヤ山脈、インドと中国に挟まれたブータン。国民の大半は農業に従事する敬虔な仏教徒だ。急速な近代化を行うのではなく、民族衣装の着用を義務化するなど、伝統と文化を重視する政策で広く知られている。
そのブータンで2008年3月24日、絶対王政から議会制民主主義に移行するため、初の国民投票による総選挙が行われた。
しかし国民の中には「何故わざわざ民主化するのか?」という声も多い。
初の総選挙に密着しながら、「民主主義とは何か」を問う。