2018年 7月 20日 (金)

「パンダ下さい」 誰が望んだのか

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   「中国はパンダを切り札のように出されましたけど…」(赤江キャスター)。いつの間にかパンダが主要テーマになってしまった胡錦涛主席の来日。

   福田首相が主宰した昨日(5月6日)の非公式夕食会で、さっそく胡主席が研究用にパンダを貸与すると表明した。

   番組は、この中国得意のパンダ外交に焦点をあてたのだが、コメンテーターのなかから番組そのものへも苦言が…。

   まず、外交評論家、小池政行のインタビューをVTRで。

   「福田首相はチベット問題について厳しいことは言わないと読み切っているから友好ムード演出だけのパンダに。いろんな問題が山積みなのに、全部飛ばしてパンダはよくない」

   確かに中国は、パンダを外交の道具に使うのも上手ければ、商売も上手い。貸出料は雄雌一つがいで、年間約1億円という。

   チベット問題のほか、日中間には「毒入り」冷凍ギョーザ問題、東シナ海ガス田開発問題など懸案事項は山積み。であるのに一体全体、誰がパンダを貸してくれなどと??

   番組では石原都知事の冷ややかなインタビューも。「(パンダを)置かないことで、入場者が左右されるなら費用対効果を換算して決めればいい。何もパンダ様々みたいにご神体じゃないんだから、いてもいなくてもいい」。

   これだと、石原都知事ではなさそうだ。

   そこで、京都造形芸術大教授の寺脇研が、局側のあいまいな取り上げ方に以下の苦言を。

   「(番組では)中国が押しつけているみたいに聞こえるが、実際は日本が貸して下さいと言ったのだと思う。どうも東京都が言ったわけでもなさそうだし…。誰の責任で貸してくれと言ったのか、きちんと調べて報道して欲しい」

   これにアーチェリーのメダリスト、山本も「賃貸料は税金で払うのでしょう?(上野動物園なら)東京都ですかね」と疑問を呈した。

   パンダ外交だけの「戦略的パートナー」で終わらせないよう、本日の首脳会談では率直に懸案事項を話し合ってもらいたい。

文   モンブラン
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