テレビが「エコ企画」やる「矛盾」

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   どこもかしこも今、エコエコエコ……

   ここ数年、テレビの企画も、局側から求められるのは『エコ企画』が続いている。

   時代の盛り上がり、そしてなにより地球環境を考えるとエコ企画の番組が必要とされていることはわかる。ところが、エコをレギュラーで扱っているテレビ番組は数少ない。

   なぜか? 答えは、「数字が取れないから」

   各局こぞってイメージアップも図ってかエコ特番を放送するが、どれもこれも視聴率がいまいち伸びない。あの手この手で挑むものの、「エコは数字が取れない」という定説が既に出来上がっているので、企画をもちかけられても、乗り気でない人がいることは確か。

   「エコエコ流行りだけど、そもそもエコについて興味ないしな~」

   「そうそう。エコって言われても何もしてないす、オレ。」と、爆弾発言的な会話も耳にする。エコは流行りなのか!? これでは、乗り気じゃないはずだ。

   そもそもテレビ番組はエコとは正反対な現場。照明はガンガンにたいて、スタジオの奥にはカメラやクレーン用の太いケーブルが大蛇のように横たわっている。莫大な電気量を使って、番組は作られているのだ。

   その点、ラジオはエコへの取り組みが積極的だ。

   特番と言えば、ほぼエコ特番、通年エコキャンペーンをはり、エコ意識を高めるイベントを各地で行う。さらに自家太陽光発電で作った電力で放送する……などなど。ラジオがエコを取り上げて成立するのはなぜか? 

   音声メディアと視聴メディアとでは、企画の通り方も異なるが、それだけが理由ではない。さらに、テレビと比べるとスタジオ設備、放送送出に伴う電気量も格段に少なくてすむので、エコへは取り組みやすい。しかしまだテレビとラジオとの差に疑問が残る。

   業界内では、テレビの視聴者よりも、ラジオの聴取者のほうが、意識レベルが高い人が多い、とよく言われる。制作サイドはどうか? 本当の意識レベルを問われるのは、どちらなのだろうか。

踊るオサムン
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