教え子と「淫行の旅」教師 親だました手口
教え子だった中学3年(当時15)の女生徒と卒業直前にホテルに宿泊し、ワイセツ行為をしていた教師が児童福祉法違反(淫行)容疑で逮捕された。
今朝(5月12日)の『スパモニ』は、このとんでもない教師が使った「教師ならでは」の巧妙な手口を取り上げた。
東京都台東区立中学校で数学を教えていた鈴木明容疑者(51)のその手口とは…
昨2007年3月の卒業式直前、女生徒の担任だった鈴木容疑者が、この女生徒と1泊2日の那須旅行を計画。親を信じ込ませるために、偽の「卒業旅行日程表」を作成し、女生徒に「親に渡すように」と持たせた。
で、3月10、11の両日、1泊2日で栃木県那須町へ。鈴木容疑者は、ホテルでチェックインする際も親子を装うために、女生徒に鈴木姓を書かせている。
この後、鈴木容疑者はホテルでわいせつ行為をし、その後も関係を迫っていたらしい。女生徒は「信頼している先生に嫌われるのが怖くて断れなかった」という。
もちろん大半の教師は、真面目で教育熱心に違いない。こういう自己抑制のできない教師はほんの一握りと信じたいのだが、事件が明るみに出るワイセツ教師が多過ぎる。
作家の吉永みち子は「女の子って先生に対する憧れみたいなのがあって、そこを巧みに利用しているから余計許せない」と。
一方、週刊朝日編集長の山口一臣は「親同士の連絡がなかったのですかね~。洋服どうするとか、何持たせるとかいうコミュニケーションがあればすぐバレる話のような気がするが…」。
吉永がこの疑問に「今、連絡網が無くなっちゃっているでしょう。これなら大丈夫だと計算づくでやっている」。
モンスターペアレントも困ったものだが、こんな教師がいては子供は大変だ。