タクシーでの暴言 全部撮影・録画されていた

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   「質の悪い国民が増えてきましたネー」。密室のタクシー内部に向けられた車載カメラがバッチリ捉えた暴言、暴行、恐喝など犯罪の数々を見て思わず漏らした獨協大教授、森永卓郎の一言だ。

証拠です

   事故防止や事故に遭った場合の証拠にと、最近普及している車載カメラ。これまで前方へ向けられていたカメラを内側にも向けたタクシー会社が現れた。

   そのカメラがとらえた「社会の縮図」を『スパモニ』が取り上げた。悪質な乗客とタクシードライバーのやり取りを再現すると…

   40歳代の男が後部座席からドライバーの腕を引っ張り「銭払っているだろう。ふざけるな、この野郎」「頂いておりません」。通りかかった同僚ドライバーに「警察呼んで」。激怒した男がタクシーから降りて運転席へ「この野郎」「イタタタ」。男は1700円踏み倒し立ち去った。

   サングラスをかけた20代の2人組。イスをけり上げてドライバーの言葉使いに難癖。「お客さんに対する喋り方もう1回やってみ~コラ」。さらに「おっちゃん100円で頼むな。さっき怒ったのでそれくらい付き合ってもらわないと」。

   既にこのとき2000円を超えていたが、身に危険を感じたドライバーは「ハイ、わかりました」。あげく2人組は「おっちゃん、ご免なさいは?」「おっちゃん、その笑顔忘れずにね」と、捨てセリフを吐いて降りて行った。一呼吸おいてドライバーが「バカ野郎」。

   車載カメラを内側に向けたタクシー会社は、その理由を「問題が起きると、密室なので水掛論になるから」と。それも、常時映しているのではなく、身の危険を感じた時にドライバーが手動でスイッチを入れるのだという。

   森永は「正直いってタクシーがこんな危険に晒されているとは知らなかった」とタメ息。

   このカメラが犯罪抑止力として効果が上がればいいのだが、大澤孝征弁護士も「2人組は明らかに恐喝です。現場の録音と同じですから、これだけで第1級の証拠です」。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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