江東区事件に見る防犯カメラの「実力」

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   東京江東区のマンション内で女性が消えた事件が各時間帯でトップニュースであった。変化といえば、容疑者の高校時代の顔写真が追加され、23歳女性の文集「23歳で結婚したい」が紹介される。残念なことに、容疑者の文集はまだ発見に至ってないようだ。

いくらセキュリティを強化しても…

   今日(5月27日)のコメンテイター陣(与良正男、道あゆみ)は女性の生死にむすびつく証拠が容疑者の自供しかないとし、慎重気味だった。司会のみのもんたは、防犯カメラを多数設置したマンションの盲点をたびたび指摘している。「いくらセキュリティを強化しても、誰が住んでるか、までは分からないですからね」

   だが、今回カメラはちゃんと働いていたんじゃないだろうか。「防犯」にはならなかったが、状況を明確にする役割は果たしたのだから。この事件で、もしマンションの全出入り口をカバーするカメラがなければ、警察の動きはもっと鈍かったに違いない。なにしろ、弁護士一家が突然消えても、全員で自発的に失踪したのかもしれないから――と、ほとんど動かなかった組織である。

   全戸の捜索で女性が見つからないと、人間は疑心暗鬼に陥り、カメラの誤り(死角)を疑いだしたりしたが、結局はカメラが正しかったようだ。それにしても、事件翌朝に容疑者の自宅に入り、浴室まで検めたという警察官がなにを見ていたのか――それは気になるところだ。

文   ボンド柳生 | 似顔絵 池田マコト
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