妹解体は無罪 人格がバラバラだった?

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   歯科医一家の4浪生(23)が妹(20)を殺した事件の裁判結果が論議を呼んでいる。殺人と死体損壊の罪に問われた被告に下された判決は、殺人については有罪、死体損壊は責任能力がなく無罪というもの。殺人を犯したときと死体損壊時の間に線引きをした「異例の判決」(小倉智昭)となった。


   長谷川豊アナが示した、死体損壊の模様はこうだ。

   ・浴室で包丁とノコギリを用いて遺体を左右対称15に解体

   ・4つのビニール袋に入れてクロゼットに移す

   裁判長は、被告のこの行為を、意図や作業過程は隠しやすくするとか、運びやすくするということでは説明できず、「別の人格を仮定しないと説明できない」とし、解離性同一性障害(多重人格)に陥ったと判断したのだ。

   「息を引き取ってから遺体損壊までの間にどれくらい時間があって、その間に兄にどういう状況が生まれていたのか分からない」(高木美保のコメント)という疑問は残る。

   しかも、17年の求刑に対して7年の判決。大幅な短縮である。これには、家族の、妹の性格、態度に問題があったとする証言と、被告への寛大な処分を求める声が大きく影響したようだ。

   長谷川アナによると、法廷での被告は、礼儀正しく温厚で、家族思いの面が感じられたという。裁判長の心証が被告有利に傾いたのかもしれない。

   精神鑑定の要素も加味される難しい裁判で、控訴審では別な判断が出る可能性もある。

   小倉は最後に、「裁判員制度に関するアンケートで、やりたくないという人が多いけど、その気持ち、わかる」と言った。

文   アレマ | 似顔絵 池田マコト
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