「事前報道の人事ダメ」 「知る権利殺す」か正論か

印刷

   「これは我々の都合で言ってるんじゃない。みなさん、もっと怒った方がいい」。その表情からはあまり怒りが伝わらないが、みのもんたばりの視聴者ダイレクト話法で迫る与良正男・毎日新聞論説委員。

報道規制…ひでえ

   昨日(5月27日)の国会に出された政府人事案から2人が漏れたが、それは2人の名前が事前に報道されたからなのだそうだ。事前に報道された人事は受けつけないというルールを与野党が作成しており、それが報道規制につながると与良は怒っているのだ。「報道規制!?…ひでえ」と司会のみのもんたもビックリだ。

   「事前報道されると、(それが既成事実化して)国会の審議が形骸化するという(民主党・西岡武夫参院議院運営委員長の)理屈が通るなら、予算案もなにも報道できない」。事前に報道すれば、問題について世論を喚起することができるのだ。

   「国民の知る権利が……」と、論説委員らしく、社説の薫りがするフレーズを早口でまくしたてていた。社説のようにごもっともな主張だったが、その間に「我々の都合じゃないんですよ」と何度か繰り返したあたりは、語るに――というようなオリジナル感があった。

文   ボンド柳生 | 似顔絵 池田マコト
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

注目情報PR
追悼

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中