ガソリン値上がり「ウエルカム」の理由

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   週末土曜日(5月31日)のガソリンスタンドは大変だったらしい。都内環状8号線沿いのスタンドは、先月の駆け込み給油以来有名になったところだが、今回も400メートルもの列ができた。

うらめしい

   このスタンドは先月、レギュラー127円/リットルが、衆院の暫定税率再可決で157円に。それがとうとう168円になった。番組が調べた都内のスタンドの値段も、170円、172円、169円……1番高いのは189円だった。スタンドは「ガソリンの消費自体が減ってしまう」と心配していた。(それ自体は悪いことじゃないが……)

   それでなくても値上げラッシュ。マーガリン、アイスクリーム、ちくわ、魚肉ソーセージ、食パン、食用油、トイレットペーパー……バターはこれに品薄も加わって大騒ぎだ。大半が原材料の高騰だが、原油高は、マグロ漁の漁船が悲鳴とか、影響も広範囲に及ぶ。

   小倉智昭は、「ガソリン税の再可決がうらめしい」

   今回の値上げは、原油の高騰だが、元売り各社が10円超/リットルの値上げをしたのも初めて、小売値が170円を超えたのも、第2次オイルショック以来初めてだという。

   スタンドをレポートした岸本哲也は、「車の列を見ていると、高級車の人たちまで来ているんですね。お金のある人たちが、車を揺すって最後の1滴まで入れてる。それだけ今回は深刻なのかな」と妙な感想。

   原油高騰について専門家は、「バイオエタノールの影響」「本来金融市場にいくべきものが、油にいってる」などというが、今後の見通しになると、「数年後は200円を超える」「年内に200円近くまで」「あと数円で終わる」とさまざま。

   小倉は、「石油には需給のバランスがあるでしょう。投機に走ってもどうなんでしょう」。

   松本大は、「最終的には需要があって成り立つものですから、投機のせいだというのは短期的にはいえるが、長期的にはやはり消費が上がっているからでしょうね」。

   「200円超えますか? 影響は?」(小倉)

   「200円超えてもおかしくないが、影響はあんまり大きくないと思ってるんです」と松本は、「悪いことばかりじゃない」というフリップを出した。

   「食べ物の値段があがるのは大変だと思うが、ガソリンでいうと、週末に車が減っている。とくに自家用車で必ずしも乗らなくていい分が減ってる。日本は公共交通が発達しているから、これで温暖化防止にもなっている」

    佐々木恭子が、「景気がいいわけでも給料が上がるでもないのに物価だけ、というのは……」。

   松本は、「輸入インフレですから生活は大変になるが、個人個人で対策しないといけない。が、一方で地球温暖化にたいするある種の税金みたいな、みんなで負担するものだと考えた方がいいのではないか」という。

   ピーコが「産油国の人たちって、この世のものとも思えない金の使い方するじゃない。なんか天罰でもあるんじゃないかと」(笑い)。

   松本は、「産油国が想定している原油の価格は35ドルなんですよ。それがいまプラス100ドルでしょう。全部おまけなんです」

   みな「エーッ」。

   確かにばかばかしい。車に乗らない、油をつかわない日をどんどんつくるしかないか。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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