2018年 7月 20日 (金)

消費税上げるなら選挙前から言え!

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   消費税率アップの勇ましい掛け声がぽつぽつと木霊する今日この頃。太田総理もこの問題を取り上げたのだが、ただし正面切ってではない。今回、総理が小さな国会に諮ったマニフェストは「選挙が終わってから『消費税を上げる』と発表するのを禁止します」であった。

出てきちゃった

   「大型間接税は導入しない」の中曽根元首相からはじまり、小泉元首相の国債発行額30兆円の公約、安倍前首相の空中年金照合発言など、過去の政治家の手の平返しの発言を太田ソーリが振り返っていく。増税するか否かといった重要な問題は「マニフェストに載せて民意を問うべき」(経済評論家・海江田万里)との趣旨である。

   初回投票から賛成13名、反対7名と差がつき、反対派のほうは「わたしがコッチ(反対派)に座ってるワケは……」などと言い訳じみた説明が多く、ソーリもちょっと余裕ムードだ。発言のみならず額の青筋も控えめである。

   反対派では自民党の平沢勝栄衆院議員が奮闘した。「選挙の前に(耳障りのよい)おいしいことを言ったほうが勝つようになる」とマニフェスト選挙そのものへの不信感を表明するのだった。

   ここから消費税から離れ、「選挙民ははたしてバカか」論争のはじまりである。この機を逃さず、評論家の宮崎哲弥が緊急参戦。リングによじ登り、「(反対派の人たちの言うように)それで騙されるの? わたしたち(国民)は騙されると思う?(いやそんなはずはない)」と声を張り上げる。

   そのときだった。「騙される」と一声、政治コメンテーターの金美齢が口を挟む。意表を突かれた宮崎は「騙される!?」とオウム返し。カラオケで気分よくサビを歌っていたら、いきなり演奏がとめられてしまったような事態に、控え室の田中裕二も「おばあちゃん、でてきちゃった」と大喜びだ。

   金は力説する。「今までの選挙行動は非常に軽佻浮薄。郵政民営化のときはワンイシューでわーっと大勢が決まった。次の参院選挙は『生活第一』で大勢が変わった。マニフェストは政治家だけじゃなくて、有権者も問われる」

   こうして興味深い盛り上がりを見せた「国民はバカか」論争だが、森富美アナが話題を変えてしまったのでお開きに。結局、総理のマニフェストは16対4の大差で可決。「いままでで最高じゃないですか」と喜ぶ総理だったが、貢献度は少なかった。この小さな国会、もしかして総理が動かないほうが勝てるのかも…!?

ボンド柳生

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