「顔が悪いからなんていったら、世の中犯罪者だらけ」

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   <テレビウォッチ>秋葉原の無差別殺傷事件の容疑者(25)の解明がなおも続く。父親(49)が会見した。「謝っても謝っても償いきれない……申しわけありませんでした」と繰り返す。倒れ込んでしまった母親の哀れ。

どうしてそうなってしまうのか

   なぜ? をたどる手がかりのひとつが、容疑者が携帯の掲示板に残した書き込みだ。6日間で1000件もあった。うち犯行を予告するものが約100件、自虐的に生い立ちなどに触れたものが239件。

   「親が書いた作文で賞を取り、親が書いた絵で賞を取り、親に無理やり勉強させられてたから勉強は完璧」「俺が書いた作文は全部親の検閲がはいっていたっけ。中学生になった頃には親の力が足りなくなって、捨てられた。より優秀な弟に全力を注いでた」

   「県内トップの進学校に入って、あとはずっとビリ。高校出てから8年、負けっぱなしの人生」「彼女がいれば、仕事をやめる必要も……車を売る必要も夜逃げする必要もなかったし」「彼女がいない、ただこの一点で人生崩壊」

   「どうしてみんな俺を無視するのか……不細工だから 終了」「顔だよ顔、全て顔、とにかく顔、顔、顔……」

   「犯罪者予備軍って、日本にはたくさん居る気がする……人と関わりすぎると怨恨で殺すし、孤独だと無差別に殺すし、難しいね」

   会社の同僚に、「社員になれるのであれば、ここで落ち着きたい」といっていたともいう。が・・・・・・

   「どうせ今月でクビだもん、好き放題やらせてもらう」「お前らは『そういう性格だから彼女ができない』というんだろ。逆だよ。彼女ができないからそういう性格になんの」「勝ち組はみんな死んでしまえ」(4日)

   小倉智昭「どうしてそうなってしまうのか。顔を見たってそんなひどい顔してないじゃないですか」

   高木美保「25にもなったら大人ですよ。親と何があろうと自分の人生作っていかなくちゃ。何を甘えてるんだろう。顔が悪いなんていったら、世の中犯罪者だらけになる」

   その通りだ。ただ、それを言うには美保さん、顔がよすぎるけどね。

   かくて追究はまだまだ続いたが、気になったことがひとつ。事件直後、路地で警官に抑え込まれた容疑者を撮った映像だ。

   まだ、応援の警官が駆けつけてくるような状況のなか、すぐ近くでなんとなく見つめている通行人が何人もいる。表通りの惨劇も知らず、倒れた男がどれだけ危険かも、まかり間違えば自分が・・・・・・なんて思いもしない。大事件の犯人だとも思わなかったのだろう、大きな人だかりにもならない。そのまま離れていく人。カメラまでが遠ざかっていく・・・・・・。

   そして、この映像が3日もたって出てくることも不思議。これが都会なんだ、日本なんだと、背筋が寒くなった。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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