例の水着の落とし穴 「決着」はまだだ

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   <テレビウォッチ>記録連発で注目の英スピード社製水着「レーザー・レーサー」に関して日本水泳連盟はきのう(6月10日)、水着使用の「オープン化」を決めた。メーカーも違約金はとらないという。どちらもまあ、当然だろう。

5センチも縮まるとは……

   先の「ジャパンオープン」では17もの日本新記録が生まれ、うち16が「レーザー・レーサー」着用。最終日には平泳ぎの北島康介選手が200メートルで世界新記録を出した。いったい何が違うのか、と秘密の解明が始まった。

   選手たちに聞くと特徴は、締め付けがきつい、腰が浮く、後半になってもバテないという。また、スピードがあがるのか、北島選手の場合は、ストローク数が少なくなっていた。

   この水着を3か月間試してきたという800メートルリレー代表の松本尚人選手(23)は、「締め付けの強いのは嫌いだったが、欲しかった感覚が手に入った」という。「飛び込んで足が一直線になる。思った以上の力が出る」といった。

   そのしめつけだが、胸囲104センチの選手が水着を着ると99センチになる。「でも泳ぎ易さは保っている」と別の選手。

   だが、松本選手はまた、「着てみて身体がついていけないというか、水着に身体を合わせていかないといけない。思った以上の力が出てしまい、次の日のダメージがすごかった。着るにはそれなりの準備が必要だと感じた」という。これはいったいどういうことなのか。

   小倉智昭は、「2か月も3か月も準備が必要といっても、先日 いきなり着た選手が記録を出しているでしょう。オリンピックのここぞというときだけ着ればいいのかな」。

   が、笠井信輔は、「他の国の選手も着てくるわけだから……」と、訓練の必要をいう。さらに、デメリットについて、「翌日ダメージがあるとなると、いくつもの種目に出る選手は気をつけないといけない」。

   佐々木恭子が「相当な浮力なんでしょうね。胸囲が5センチも縮まるとはすごい」。

   小倉はなおも懐疑的で、「平泳ぎなんか、足が水面にでちゃうとルール的に問題になるんでしょ」。

   でも、みんなが着てしまえば、やっぱり技術の勝負になるんだからね。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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