ガケ転落のバス その救出劇

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   <テレビウォッチ>現在判明している範囲で死者9人、行方不明13人、負傷者251人を出した岩手・宮城内陸地震――その中で、被害者が奇跡的に「九死に一生を得た」(ナレーション)のが、奥州市のバス転落事故だった。

ケータイは?

   地震が発生したとき、山沿いの道路を走る観光バスには乗客19人、運転手1人が乗っていた。バスは右側から崩落した土砂に襲われて道路から脱輪、立ち往生する。ここで12人は自力脱出できたが、8人が取り残された。重なる余震のためにバスは4、50メートルほど、3、4回転しながらガケ下に転落。

   軽傷で済んだ阿部博敏さんは、バスは「木に当たって止まった」と話す。不幸中の幸いとしか言いようがない。阿部さんは、「バスが埋まって、転落するときよりも余震の中にいる方が怖かった」と実感を語る。乗客の1人が7、8キロを走ってダムの事務所に連絡したようだ。救出が始まったのは、3、4時間後のこと。

   みのもんたの「ケータイは?」という質問に、阿部さんは「圏外で通じなかった」。

   寒くなるのが分かっていたので、バスの窓にかかるカーテンを外して乗客に着せた、と阿部さんは言う。

   現地の米田やすみキャスターによると、重体1人(内臓破裂)、重傷5人、軽傷2人。

   みの「亡くなった人が出なくてよかったですね」

   阿部「早く社会復帰していただきたい、と思っています」

   乗客たちの、落ち着いて助け合う様子がうかがえる気がした。

文   アレマ | 似顔絵 池田マコト
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