100年前「ブラジル移民の父」の奮闘
2008年06月17日00時00分

(c)NHK
歴史ドキュメンタリー「その時 歴史が動いた」。今回はブラジル移民の歴史を取り上げる。
日本で初めてブラジルへの移民事業を手がけた水野龍。水野は「ブラジル移民の父」といわれる。移住は、移民も移住先の国にとっても利益になるという共存共栄の理想を掲げていた。しかし現実は厳しく、政府の規制やコーヒーの不作など、多くの困難が待ち構えていた。
2008年は、ブラジルに日系移民が到着して丁度100周年。現在でもブラジルには移民とその子孫約150万人の日系人が暮らしているという。ブラジル移民の歴史の礎を築いた、水野の奮闘を追う。