タスポ「面倒」でたばこ店廃業続く 「『規制で混乱』の見本」

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   <テレビウォッチ>自販機からのたばこ売上げが激減しているらしい――全国導入まであと10日に迫ったタスポ(成人識別カード)をめぐる騒ぎを、番組はとり上げた。

僕は吸うんですけどね

   タスポが5月から導入された福岡でも、6月に導入した大阪でも、扱い店は、「9割以上落ちている」と悲鳴を上げる。喫煙者が、「つくろうと思っても面倒くさい」、「コンビニとかあるから」という理由で、タスポを持ちたがらないようなのだ。喫煙者のタスポ普及率は22%にとどまるとか。

   こうした影響を受けてか、たばこ店の廃業も相次いでいるという。タスポが最初に導入された宮崎、鹿児島ではそれぞれ3か月間で、48店、90店と、前年比2倍前後の店が廃業に追い込まれているそうだ。「一方、コンビニは売上げが大幅に上がっています」(岡安弥生レポーター)。

   みのもんたの関心は、タスポよりは、国やJTの方針そのものにあるようで、「有害なんだから、売らなきゃいい、つくらなきゃいいじゃないの。どうして、たばこにはやさしいの? たばこをこれからどう扱うのか、日本の未来のために、根本的なところをJTは考えなければいけない」と、眉を寄せて岡安を睨む。

   吸わない人ゆえの発言かと思ったら、「といっても僕は吸うんですけどね。自己責任において吸っている……嗜好品だから、いただきますけどね」と、スタジオに持ち込んだ自販機から、岡安がタスポを使って出したたばこをポッケに入れた。

   浅野史郎(前宮城県知事)は、「たばこを売ることで生活している人たちがいて、突然のシステム的にいろいろ問題がある中で、被害にあっているのも事実」と言い、吉川美代子(TBS解説委員)は、「規制によって混乱が生じるという分かりやすい見本だと思う」と話して、みのの「迷走」に、スタジオ陣がブレーキをかける形になった。

文   アレマ | 似顔絵 池田マコト
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