2018年 7月 19日 (木)

1000万円で消費者だませれば安いもの ウナギも偽装

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   <テレビウォッチ>またも食品偽装である。今度はウナギ。中国産を国産と偽って出荷していたのだ。ウナギ輸入販売業者・魚秀(本社・大阪)の社長は、「ギョーザ事件などで中国産の売り上げが落ち込んでいたので、在庫を掃きたい一心でやってしまった」と、『動機』を語る。

みの:これがいまの日本

   手口は巧妙なものだった。架空の会社をつくり、さらに2つの協力会社を挟み、水産物卸商の神港魚類を経て、関西、九州のスーパーで販売したという。扱ったウナギは200万匹、倍近い値段で売っていたようだ。しかも、神港魚類の社員に「口止め料」1000万円を渡し、露見しそうになったところで、「1億円出すから責任をかぶってくれ」と頼んだといわれる。

   嶌信彦(ジャーナリスト)は、「(1000万円は)国民をだますためのおカネ」と言った。

   蒲焼きは「愛知県三河一色産」と銘打っていた。愛知県一色町はウナギの生産量全国一(シェア3割)を誇る名産地で、三河湾に面した幡豆郡にある。一方、架空会社の「所在地」に記された「岡崎市一色町」は、山の中にある町で、うなぎの名産地とは全く別の場所だ。

   農林水産省が、「悪質性は相当、高い」と断定するのも当然だ。「架空会社を使った例はない」(農水省)ともいう。

   みのもんたが、「これがいまの日本ですよ、みなさん」と言いながら、ことし明らかになった食品偽装リストを示す。「船場吉兆」「丸明」「魚秀」が並ぶ。「ウソのかたまりがここまである」(みの)。偽装列島になってしまった?

 
文   アレマ | 似顔絵 池田マコト
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