「進化」途中の生物 メキシコにいた!
2008年07月04日10時03分

(c)NHK
自然・動物の魅力を、迫力ある映像で捉える自然ドキュメンタリー番組「ダーウィンが来た! 生き物新伝説」。今回は、メキシコ北部に広がるチワワ砂漠に生息する生き物たちの姿を送る。
チワワ砂漠の中心には、200にも及ぶ泉が点々とわき出している。この泉は、「砂漠のガラパゴス」とも呼ばれ、世界中でここにしかいない固有種が多く生息している。その一種、カワスズメの仲間ミンクリイは、外見上の違いはないが、それぞれ違う餌を食べる3タイプが存在するという。隔絶された環境の中で限られた餌を有効活用するため、1種から3種に分かれる過程だと考えられている。
生物が進化する途中が見られる、世界でも類を見ない例を紹介する。