温暖化でエサがない! どうするホッキョクグマ
2008年07月11日06時00分

(c)NHK
自然・動物の魅力を、迫力ある映像で捉える自然ドキュメンタリー番組「ダーウィンが来た! 生き物新伝説」。今回は、ノルウェーの北、スバルバル諸島に生息するホッキョクグマを紹介する。
食べ物がほとんどない冬場に体重が半分に減るというホッキョクグマ。冬を越せるかどうかは、春にどれだけたくさんのアザラシを食べられるかにかかっている。しかしここ数年、温暖化の影響で流氷が溶けてアザラシが来なくなってしまい、食べ物を求めて長い距離を移動しなければいけないという。
2040年には、北極の氷はなくなるだろうとの予測もあり、ホッキョクグマも絶滅が心配されている。番組では、食べ物を求めるホッキョクグマの旅を追うほか、極寒の地に適応するホッキョクグマの生態を解明する。