「毎日が少しだけ楽しく」 押井守監督の教え
2008年07月18日06時00分

(c)NHK
各ジャンルの一線で活躍している著名人が母校を訪ね、自身の専門分野や生き方について講義する「課外授業 ようこそ先輩」。今回は、アニメを中心に活躍している映画監督・押井守が登場する。
「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」(1995年)や、「イノセンス」(2004年)などで、日本国内だけでなく世界でも高い評価を受けている押井。その「独特な世界観」の秘密は、頭の中で描いた「妄想」を現実の映像世界へと昇華することにあるという。
そんな押井が子ども達に伝えるのは、「自分で意識して見方を変えれば、毎日が少しだけ楽しくなる」ということ。押井に連れられ東京の街に繰り出した子ども達は、「妄想」を働かせて犬や鳥になった気分で街を眺め、自分が感じ取った風景を絵にする。鬼才・押井守から子どもたちは何を学ぶのか。