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「バーチャルな恋愛」に1.5億貢いだ女への審判

   <テレビウォッチ> 出会い系サイトで知り合い、一度も会ったことのにない男に、つとめていた会社の金、総額約1億5000万円を盗んで振り込んでいた女に今日(7月25日)判決が下る――のを記念して、番組は改めて事件を振り返った。

という構図でしょう

   男はまったくアカの他人のイケメンの写真を送り、身長185cm、有名大学卒業、親は会社社長などとウソを並べていた。女はたびたび会う話を持ちかけるも、男に言葉巧みにはぐらかされ、「結婚」をちらつかされ、ついつい6年にわたって、数十万~100万の金を振り込み続けていたそうだ。

   そんな2人は法廷の場で初めてご対面。男は無職で住所不定、身長は162cmであった。それを見た女はこう感想をもらしたという。「小柄でひげ面で、ガッカリした」

   この番組の赤江珠緒キャスターは事件に遭遇すると、よく「信じられない」と言うが、コメンテイター大谷昭宏の常套句には「バーチャル」がある。

   はたして、「(この女は)自分のバーチャルな恋愛に貢ぎ続けていたという構図でしょう」と自信ありげに大谷は言うのだった。ただの男と女のバーチャルではなく、バーチャル上での1人遊びのバーチャルであるから、輪をかけて悪いということのようである。