八王子通り魔の母「(秋葉原事件の)真似するなよ」 そのとき…

印刷

   <テレビウォッチ>八王子で起きた通り魔事件で、菅野昭一容疑者(33)の母親が、初めて「とくダネ」のカメラの前に立った。「情けないですよ。なんでこんなことを……」と話す姿が痛々しい。

ここが気になる

   菅野容疑者について、これまでは専ら父親(69)が報道陣に答えていたが、きのう訪れた大村正樹に母親が答えた。

   「今朝も2回ほど倒れちゃった。具合が悪い。悪いんですけど、何もいえない」といっていたのだが、ぽつりぽつりと語り始めた。

   菅野容疑者には、姉が3人と弟が1人いる。最初の男の子だった。「お兄ちゃんには精一杯やったつもりだが……やさしい子です。素直だし」「お母さん、お母さんといってね、会社から帰っても、ご飯を一緒に食べて、『忙しかった』『友だちができた』とか職場のこともよく話した。弟は絶対話さない」

   中学でいじめに遭い、高校は合格したが1日も通わず退学。その後は派遣などを転々として、10年ほど前に女性と住むようになり別れた後、最近は実家に戻っていた。5月に板金工場でけがをしたときも、「自分が悪いんだから」と、会社に不満の様子はなかったという。

   ただ、「思い当たることはある」という。今後のことについて「父親に相談しなさい」といっていたのだが、「最後の2、3日間話をしなくなった。なにかあるなと思った」という。そして、家を出たのが7月17日で、事件が22日。

   「秋葉原の事件が起こったとき、真似するなよといったら、『お母さんに心配かけるようバカなことしないよ』といっていた」とも。「わからない。家庭に原因なんかないですよ」

   これも奇妙な会話だ。「真似するな」とは、どういう意味なのか。

   小倉智昭も、「ここが気になる」という。「内職までして5人の子どもを一生懸命育ててきて、子ども達にはそれが分からなかったのか」

   菅野容疑者は、「親を困らせてやろうと思った」といっているという。これがまた、わからない。母親にも、その前に答えた父親にもわからないらしい。

   竹田圭吾は、「親がそこまで責任をとる必要があるのか。親に責任を転嫁しようとしているだけ」と見る。その幼児性こそが、母親がそれと知らずに作り上げたものではないのか。

   通り魔はきのうも、夕方のラッシュ時のJR平塚駅で、34歳の女性が6人の男性にきりつけ軽傷を負わせた。「父親を殺したかった」といっているという。これもまた、闇の中だ。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

注目情報PR
追悼

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中