2018年 7月 18日 (水)

出たぞ「公共事業で景気を刺激」説

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   <テレビウォッチ>発足したばかりの福田改造内閣・政権に、新手の反財政再建派?大物が現れた。

   福田首相から「三顧の礼」で幹事長に取り込まれた麻生太郎衆院議員。『朝ズバッ!』は、昨日(8月6日)福井市の講演で麻生幹事長が発言した内容を取り上げた。

   その内容は……。麻生幹事長は財政再建を否定したのではなく、「当り前」としながら「今は、財政再建より景気対策を優先させるべきだ。財政均衡原理主義みたいなのに僕は与しない。少なくともそれをやるのは今ではない」と。

   さらに「景気は停滞ではなく、明らかに後退している。できるだけ早く公共事業などの財政出動を行い、景気を刺激すべきだ」とも語った。

   かつて盛んだった、公共事業の発注を増やし景気を刺激する「先祖返り」のような景気浮揚策。「上げ潮派」の「歳出削減、税の自然増収で財政再建」とも違う。たんに「ポスト福田」を意識して存在感を見せようと一種の賭けに出たのかどうか……

   2002年2月に始まった戦後最長の景気拡大といわれても実感などさらさらない。それが後退といわれてもピンとこない。実感としてあるのは、ガソリンをはじめとする物価の高騰。

   「ならばなぜ、ガソリン暫定税率を戻すとき反対をしなかった。後手に回っているのに、何を今さら」と言いたいところだ。

   もっとも、これまでの福田政権は諸物価高騰に対し、成り行き任せで何もしてこなかったと言われても仕方ないことも確か。

   ジャーナリストの嶌信彦は「資源高、食糧高は国際問題というだろうが、サミットで資源高や食糧高についてきちんと議論をすべきだった」

   「成長率が低いので景気拡大といっても実感はない。給料が上がらないので、消費も上がってこない。したがって生産も設備投資も起こらない。こうした悪循環が、今後はもっと悪循環になる」と。

   内閣改造といっても明るい話題はなにもない。

文   モンブラン
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