ペキン五輪放送とCMの「微妙」な楽しみ方

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   ついに8月8日から始まった北京オリンピック。

   にわか愛国心の人たちが増えて、妙に国民一丸となった意識が芽生える4年に1度の祭典が、いよいよ始まった。

   ところで、今回の北京オリンピックには、さまざまな規約があるらしい。応援する観客も、横断幕禁止、同じ服を着て応援することを禁止、特別なモノを持って応援するのも禁止、などいろいろことこまかに禁止項目が出ているそうなのだ。

   オリンピックと言えば、観客席で日の丸を振っていたあの名物オジサン。82歳となる今回のオリンピックで、観戦を最後にすると断言しているのだが、規制が多い北京で、どのような応援スタイルを見せてくれるのだろうか。私は、あのオジサンをいろんな競技の観客席で見つけるのも、オリンピック放送のちょっとした楽しみだったりする。

   さて、規制があるのは応援だけではない。オリンピック放送にもさまざまな規約がある。テレビ局各社、オリンピック時期はあることに目を光らせているらしい。それは、他局がオリンピックの放送規約に違反していないかどうか……

   これから始まる中継や報道を見る際、あることに気をつけて見てほしい。

   たとえば、情報番組やニュースで……「注目の谷選手。ついに登場! 果たして結果は!?」など北京オリンピックの映像を使用し、期待感をあおらせるため間にCMを挟む。CMの前で谷選手の表情、そしてCM明けで試合映像を頭のほうから再度放送する……。

   よくある手段だが、オリンピックの場合この方法を使うと、NGなんです。

   実は、CMの前後にオリンピック映像を使うことは禁止されている。

   ましてオリンピック映像にスポンサーの提供テロップなど入れたらご法度もの。

   即刻、番組責任者が呼ばれてしまう。しかし、この規約は直前にまでならないと各部署には回ってこず、多分変わりはないだろうということで、過去のオリンピック放送規約を元に、放送局各社で独自に作っていたりするらしい。

   また、あるラジオでは、過去のオリンピックの音声を使ってクイズ番組を作ろうとしたが、直前になってダメになったことがあった。それは、オリンピック開催直前時には、編成が変わって海外へも放送する枠になっていたため。国内のみでオリンピックの過去音声を使うことはできるが、国際放送使用するとなると、著作権違反になるんだそうだ。そこで急きょ番組担当者は番組構成を変えたという。

   サッカー日本代表の「下火」な戦いで始まった北京オリンピック。これから日本選手に期待したいところだが、オリンピック放送を楽しむ時に、報道の仕方を見てみるのも、オススメしたい。

踊るオサムン
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