「金」北島 自然な涙と不自然な「超気持ちいい」

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   <テレビウォッチ>万感迫るものがあったに違いない。偉業を達成したあとマイクを向けられた北島康介(25)は「すいません……何も言えない」と涙にむせんだ。テリー伊藤も話していたように「(北島は)涙を見せるタイプじゃないと思っていた」人が多かったのではないだろうか。

何回泣いたことか

   きのう(8月11日)から幾度となく繰り返されるレースとインタビューのVTRは番組でも当然、流された。テリーは涙をにじませながら、「何回泣いたことか。いま見ても涙出てきました」。

   100、200メートル平泳ぎの2冠に輝いたアテネ大会以後、一時期、北島は不振にあえいだ。日本国内でも勝てないころの寂しげな姿を番組は見せる。結局、ライバルだったアメリカのハンセンに大きく水を開けられたことが彼の闘争心に火をつけたようだ。

   平井伯昌コーチとの2人3脚で、天性のキック力に新しいストロークを加えた4WDといわれる泳法を編み出す。今年に入って水着問題にイラつくこともあったがレーザー・レーサー着用を決意、世界記録を樹立し、自信を持って北京五輪に臨んだ。100準決勝では力みからやや記録を落としたが、平井コーチの「勇気をもってゆっくり行け」のアドバイスが利いて、決勝では、解説者に「うまい」といわせる泳ぎで金字塔を打ち立てた。

   インタビューで、「超気持ちいい」と言わされた北島だったが、日本を超気持ちよくさせてくれたといえよう。

文   アレマ | 似顔絵 池田マコト
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