2024年 3月 30日 (土)

「オグシオよりスエマエ!」ってミーハー過ぎ?

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   <テレビウォッチ>「北京の奇跡ともいうべき快挙」(ナレーション)だそうである。バドミントン女子ダブルスの末綱聡子(27)前田美順(22)組が、準々決勝で世界ランク1位、アテネ五輪金メダルの中国人ペアを破る大金星をあげ、ベスト4入りしたのだ。

銅じゃなく金を

   日本のバドミントンといえば、これまでなんといっても小椋久美子(25)潮田玲子(24)のオグシオ。人気実力ともオグシオの陰に隠れていたのがスエマエ(急遽、そう呼ぶようになった?)だった。

   番組によれば、コンビ結成は4年前。九州出身の2人が同じ会社に入ってからという。「着々と実力をつけ」(ナレーション)、今年(2008年)7月の全日本実業団選手権で、2年連続負けていたオグシオに勝った。この時点での世界ランクではオグシオ6位、スエマエ8位。ここで力ではオグシオに追いついたといえるだろう。

   そして北京では両方ともベスト8に進出、オグシオは世界ランク3位の中国組に敗れ、スエマエは「勝てる見込みはないとまでいわれた強敵」(ナレーション)に勝った。スエマエが喜びを爆発させて、床に泣き伏したのも無理はない。

   スタジオも祝福の嵐。宮崎哲弥は「アウェー(ブ)=?聞き取り困難:編注=のような雰囲気でよくやりましたね」と称え、香山リカは「視力がすごい。打った瞬間に打ち返している。インアウトの見きわめもいい」と感心する。テリー伊藤は「試合のたびに力をつけているから楽しみ。銅メダルじゃなく金をとってほしい」。加藤浩次は「オグシオ、オグシオとばかり言ってきて申しわけないと思う……で、すぐスエマエと言っちゃう恥ずかしさがある」と反省しきりだった。

   8月13日の準決勝では世界ランク4位の韓国と対戦するが、応援ツアーで来ていたスエマエの家族たちは、対中国ペア戦で勝つとは思わなかったので今日(12日)の午前中、ホテルをチェックアウトし、日本に帰る予定だとか。「奇跡」をやり遂げてほしいが……。 

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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