「金」北島と「敗退」鈴木 それぞれの「引退」模様

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   <テレビウォッチ> 北島康介(25)、鈴木柱治(28)がともに"引退"の決意を固めたようだ。

ありがとうと言いたい

   前者は日本水泳チームのリーダー的存在、後者はアテネ大会柔道100キロ超級王者で北京五輪日本代表選手団の主将を務めた。片方は平泳ぎ100、200メートルで連続2冠達成の快挙をなしとげ、もう1人は柔道100キロ級の初戦で敗退、敗者復活1回戦でも開始早々、1本負けを喫した。こんなに明暗をくっきり描きだす例もあまりない。

   北島の「大勝利」(実況アナウンス)の映像は繰り返し放映され、「何度見てもいいですよね。ありがとうと言いたい」(テリー伊藤)、「期待を裏切らない男」(加藤浩次)と称えられる。

   新聞報道を伝える大竹真リポーターによると、親しい人には、200メートル平泳ぎ世界新記録を出した6月のジャパンオープンの時点で、"引退"の意向を漏らしていたらしい。連続2冠達成後のインタビューにおける「この喜びをみなさんと分かち合えてうれしい。本当にありがとうございました」という発言も、北島の気持ちの表れかもしれない。本人は「世界記録を出せなくて悔しい」と言ったが、これ以上ない有終の美を飾ったといえるだろう。

   一方、鈴木は試合後、「もう1回、強くなる気は今はない……今はまったく何も残っていない」と力なく語った。テリー、加藤のコメントもなく、寂しすぎる感じがした。朝日新聞によれば、柔道男子の斉藤仁監督は「選手はここ1、2年で一番いい仕上がりだった。これが現状だ」と話したという。とすれば、選手団主将の任は重かったのではあるまいか。

文   アレマ | 似顔絵 池田マコト
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