「おばけの絵」 愛好者が多い訳
2008年08月20日06時00分
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(c)NHK
谷啓がナビゲーターをつとめる美術番組「美の壺」。毎回1つのテーマを取り上げ、古伊万里やアールヌーボーなど、人々の生活を彩ってきたアイテムをいくつかの「ツボ」に絞って紹介していく。今回のテーマは「おばけの絵」。
文学や歌舞伎などを下敷きに、恐怖を視覚化した「おばけの絵」。美術作品でありながらホラー映画のような娯楽性も持っており、多くの愛好者がいる。幕末には、不安な世相を反映して、おばけの浮世絵がブームになったという。
番組では、「幽霊画」から「妖怪画」まで幅広く紹介し、日本美術の隠れた人気ジャンルだという「おばけの絵」の鑑賞法を説く。
※美の壺