2024年 4月 24日 (水)

資源高が招く「悪循環」日本経済は大ピンチに!?

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資源小国ニッポンに打開策はあるのか?

   こうした"病状"の説明を延々と1時間近くも聞かされて、ようやくお待ちかねの"クスリ"のお時間だ。問題には対策、課題には取り組みが必要だ。時間的には簡潔だったが、グローバル資源高時代に対する「日本企業の模索」が紹介される。製造工程を見直して、原料を節約したり、代替の材料を試したり、資源確保に乗り出したり。「こうした取り組みを見ると勇気づけられますね」と国谷裕子キャスター。

   「そうですね」と相槌を打ちながらも、「(このパラダイムシフトには)企業の努力だけでは限界があり、公的政策が必要だ」と榊原教授は言う。たとえば公がカネを出し、官民一体となって資源確保を進め、一方では21世紀の成長産業であるエネルギー・農業分野に注力する。為替政策では資源を買いやすい円高を主導する。

   こうした対策を取らなければ「日本の将来はちょっと厳しい」のである。番組を通しての印象では、とても「ちょっと」どころではなさそうである。

ボンド柳生

NHKクローズアップ現代(2008年8月26日放送)

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