マナカナの笑顔はいいけど…

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テレビ小説「だんだん」(NHK総合) 2008年9月29日 8時15分〜

 新番組の1回目。かつての「ふたりっ子」で人気者になった双子の三倉茉奈と三倉佳奈が、松江の高校3年生・めぐみと、祇園の舞妓・のぞみに扮して、別々に育った双子の姉妹の数奇なドラマを演じる物語。1回目はめぐみの家族(父は宍道湖のしじみ猟師・吉田栄作)の紹介と、音楽マネジャーとの出会いが描かれた。
 最初の場面は出雲大社で簪(かんざし)を落としたのぞみと、それを拾っためぐみが出会ってしまうシーンなのだが、これは下手な立ち上がりである。川端康成の「古都」との差別化かもしれないが、折角のドラマチックな出逢いを頭に見せてしまっては興味半減だ。
 何より違和感があるのは、画面を3分割や2分割して、松江のめぐみと祇園ののぞみを同時に見せること。ハハア、2011年のデジタル化を推進しろとお上に命じられているNHKとしては、デジタル化した後の画面分割や双方向の予行演習でもしているつもりか。また、テレビ小説の中心的お客である田舎のおじいちゃんおばあちゃんに、大画面の活用法を啓蒙しているのか。
 しかし、結果は逆で、3分割の画面の総てに同時集中できない視聴者としては、どれにも視線を固定できず、気が散ってドラマに没入できない。茉奈佳奈は笑顔が爽やかでいいが歌は下手くそ。祇園の風物は楽しみである。それにしても大昔の関西有名人だった長沖一の息子・渉が演出とはここでもまた2世かぁ? うんざりだ。

(黄蘭)

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