ジュリーが歌った 「その時動いた」もの

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「SONGS」(NHK総合) 2008 年9月24日23時~

   この日のゲストは沢田研二。「時の過ぎゆくままに」「危険なふたり」など、かつてのヒット曲を熱唱するジュリーは、髪を金色に染め、あいかわらずド派手な衣装に身を包み、ぱっと見若いがなにかが違う。
   動くたびにおなかの肉はプヨプヨ、アップになればあごの下のお肉はタプタプ。しばらく見ない間に完全なメタボ体型になってしまったようだ。歌いながら動き回ったり足を上げたりするものの、肉が邪魔をして足は上がらず、アクションにキレもなし。無理している感がなんとも痛々しい。追い討ちをかけるようにザ・タイガース時代の輝いていた頃の映像が流れ、そのギャップが一層の哀れを誘う。ナレーションでやたら「今年還暦を迎える」ことを強調していたが、60歳にしては若い、というエクスキューズのつもりなのだろうか。そんな言い訳をするくらいなら、ウォーキングでもして体を絞って来いよ、という感じだ。
   ところで、今回、メタボリックジュリー以外にももうひとつ気になったことがある。ナレーションを昨年(2007年)、NHKを退職した松平定知がつとめていたのだが、それが「Nスペ」や「その時歴史が動いた」と同じお堅い口調だったこと。徳川家康を語るようにジュリーを語られてもなあ。完全なミスマッチ。NHK、アナウンサー不足なのだろうか。

(白蘭)

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