日本の古地図が「美しい」ワケ
2008年10月08日06時00分

(c)NHK
谷啓がナビゲーターをつとめる美術番組「美の壺」。毎回1つのテーマを取り上げ、古伊万里やアールヌーボーなど、人々の生活を彩ってきたアイテムをいくつかの「ツボ」に絞って紹介していく。今回のテーマは「江戸の古地図」。
江戸から明治にかけての古地図がいまブームだという。地図が日本で普及したのは江戸の中期。武士が付届けをする際に使用した「江戸切絵図」(江戸の住宅地図)がきっかけとなった。地図は日本人にとって実用品としてだけでなく、美術品としての価値も持つ。目的に応じた主観的な情報が1枚の紙にいかに「美しく」盛り込まれているかが求められてきたからだ。
番組では、そんな日本の古地図の知られざる魅力を紹介する。
※美の壺