「たけしと新番組」安住紳一郎 司会ぶりの合否は?

印刷

「情報7daysニュースキャスター」(TBS) 2008年10月4日 22時~

   惰性でだらだらと続けていた前身の「ブロードキャスター」が終ってご同慶の至りである。後番組の第1回がこれ。大物のビートたけしとアナウンサーの安住紳一郎の2人司会で、コメンテーターが女優で演出家でもある渡辺えり(あれっ、何時の間にえり子の子が取れたんだ?)と、日本語で大稼ぎの齋藤孝・明大教授。
   まず初めの評価点は、下着ルック女やイケメン頭カラッポの若輩タレントを並べなかったこと。ある水準以上の知的な大人の時間を狙う意図がわかってよろしい。ただし、たけしは報道番組と笑わせのバランスに、まだ戸惑っている雰囲気はある。本来彼は優秀な知識人でもあるから、慣れてくると本領を発揮するだろう。今回も、大阪の個室ビデオ店放火殺人事件の犯人について、「秋葉原の人もそうだけど、(護送される時に)下を向かずに正面向いてて、(意識が)飛んじゃっててさ、(犯罪の)実感がない。夢のような、精神がぬけている感じ」と鋭い指摘をしていた。
   特集がこの事件のビデオ店のセット再現、自民党と民主党に分かれている鳩山由紀夫、鳩山邦夫兄弟の密着取材。総理大臣の退職金はいくらかと算定方法まで調べたくだりなど、テーマの選定に頭を使っている。だが、例によって例の如くの芸能ニュースは全くいらない。硬派ネタを軟派風に料理するという方針で徹底した方がいい。安住アナは先輩たけしに気を使い過ぎ、司会ぶりは品がよくて合格。

(黄蘭)

採点:1.5
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter

このエントリーはコメント・口コミ受付を終了しました。

お知らせ

注目情報PR
追悼
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中