2018年 7月 24日 (火)

「キングオブコント」 「画期的」審査法とやらのビックリ度

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「オロナミンC キングオブコント2008 ~コント頂上決定戦~」(TBS) 2008年10月5日 19時~

   漫才のM―1、ピン芸人のR-1に匹敵するコント日本一「キングオブコント」を生放送で決めるというので、朝から楽しみにしていた。なのに……終わってみれば、なんだろうこの失望感は。
   なにが驚いたかって決勝戦は2146組の参加者の中から勝ち抜いた8組で行われたのだが、これが「え~これが~」という極めてお粗末なコントばかり。クラスの人気者が調子に乗って学園祭でコントをやりました、という程度のレベルなのである。ただのおふざけ。これがファイナリストだなんて、予選で落ちた人たちはどんなネタをやったのか、逆にそっちのほうが気になる。
   もっとひどいのが審査方法。進行役の小林麻耶アナが「今回は画期的なシステムで審査します」などといっていたがとんでもない。1次審査は予選敗退者100人が審査し、2次審査は最後の2組になれなかった残りの6組がどちらかを選び、口頭で発表するという最悪の審査法だったのだから。審査員を見渡せば吉本所属の芸人がずらり。これでは吉本芸人が圧倒的に有利ではないかと思ったら、案の定、優勝者は吉本所属のバッファロー吾郎だった。無記名投票ならまだしも口頭で言わせればそうなることは目に見えている。キリンビールの社員にスーパードライと一番搾りどっちがうまい?と訊ねたところで口が裂けてもスーパードライとは言えないだろう。
   ともかく、なんとも後味の悪い番組だった。

(白蘭)

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