「温厚な視聴者」怒らせる気? 通販パロディとTBS

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「ダイナミック通販」(TBS) 2008年10月11日 0時35分~

   通販会社の社長とおぼしきオヤジとその横には進行役の男。そしてイスに座っているのは峰竜太、岡本夏生、岩佐真悠子の3人。深夜の通販番組などでおなじみの光景だ。てっきりリアルな通販番組だと思って見ていたらどうも様子がおかしい。たとえば商品No.1の「シェイプアップアーム」。ダイエットに効く商品ということだが、よくみるとマジックハンドを改良したマネキン人形の腕のようなもので、それを腕に装着すると掴みづらいので食べ物を口に運ぶのが困難になり、その結果、ダイエットに繋がるという代物だ。
   社長が商品の説明をするたびに「凄いっ!」「欲しいっ!」と大げさに反応する峰竜太と岡本夏生に対し、ひとりだけ納得がいかない様子で首を傾げる岩佐真悠子。そんな岩佐に対し通販会社の社長は「文句があるなら言ってください」と詰め寄り、スタジオは一瞬微妙な空気に。追い詰められた岩佐が「欲しいです」といい、その場が治まる、というようなやりとりを入れつつ、次々と珍商品が紹介されていく。ようするにこの番組、通販番組のパロディ番組なのである。作・演出はDVDのヒット作「温厚な上司の怒らせ方」を手掛けたディレクター古屋雄作のもので、この「ダイナミック通販」もDVDでの販売が決まっているとか。つまり、番組自体がDVDの宣伝ともとれる。番組のサイトではちゃっかりDVDの予約まで受け付けていた。商魂逞しいのも結構だが、それよりも中身のある番組を作れよ、TBSという感じ。

(白蘭)

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