2024年 4月 24日 (水)

東京の井戸水 ピーコ「信じてもいいのかな?」

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   <テレビウォッチ>「食の安全」がまた脅かされた。ハムソーセージの大手、伊藤ハムが10月25日、東京工場(千葉県柏市)で使っている地下水から基準値の2~3倍もあるシアン化合物が検出されたことを明らかにした。

小倉:では、なぜ基準があるの?

   人体に影響はないというが、簡単に作れるおかずとして定番のソーセージ。毒性のあるシアン化合物が混入している可能性があるとなれば穏やかでない。

   しかも、9月中旬に検出されたのに、保健所に届け出たのは1か月後の今月23日。この間、伊藤ハムでは製造・販売し続けていたことになる。

   伊藤ハムでは「40年稼働してきたが、こういうことはなかった。本当なのか? という気持があったのと工場組織の連絡体制も悪かった」と釈明しているが、食品会社がこの姿勢では??

   しかも伊藤ハムでは、自社製品と他社のブランドで販売している製品のうち、9月18日から10月15日までの製造した26品目225万パックを自主回収しているが、「それ以前のだって混入の可能性があるのでは……」(小倉)との疑問も。

   また、こうした問題でいつも出てくるのが、専門家の「基準値を少し超えても、人体に影響はない」というコメントと、欧米の基準値との比較。

   番組では昭和大薬学部の吉田武美教授にインタビューした。やはり「基準自体が厳しいので、それよりちょっと超えたからといって人体への影響はそれほど気にする必要はない」と。

   今回検出されたのが水道法による基準値(1リットル当たり0.01ミリグラム)を2~3倍上回って検出されたが、欧米の基準値(0.07~0.08ミリグラム)に比べ日本は厳しいという。そこで小倉が「では、なぜ基準があるの??」と、また疑問を。

   また、タレントのピーコは「東京の井戸水ってそんなに信じてもいいのかな~」。

   中国ばかりに気を取られていたら、足元でも。食品スーパーでは「明日、また新たに何か出るかも……という懸念が毎日、毎日ありますよ」という。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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