民主党「法案審議の真剣度」 解散時期に左右されていいか

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   <テレビウォッチ>まあ民主党も意地が悪い。きのう(10月28日)の参院外交防衛委員会で、牧山弘恵議員が、麻生首相に聞いた。「いま、カップラーメンが1個いくらかご存知ですか?」

   さきごろ、首相は都内のスーパーを訪れて、「値段は同じだけど、量が少なくなったとか」などと庶民派ぶりをアピールしていたのだが、この問いに、「最近は買ったことがない。出た頃はえらく安くて何十円だったが、いまは400円くらいですか?」。さすがに委員から失笑が起こったが、首相はニコリともせず。

   朝ズバッはまた街に出て聞く。「そんな値段じゃ、誰も買わねえよ」「庶民がどれくらいの物を食ってるかくらいは知っててほしいね」

   そんなことより、解散の行方だ。首相は解散先送りの腹を固めたとみられ、きのうの衆院本会議でも、「金融機能強化改正法案など重要法案を1日も早く成立させる必要がある」。記者団の問いにも、「前から同じことしかいってない、政局より政策」と。

   これで民主党はこれまでの方針を転換、「法案審議を徹底的にやる」となった。細田自民党幹事長は早速、「解散がないんならいつまでも引っ張るというのは矛盾をはらんでいる。普通には理解不能」とけん制。これに対して民主党の山岡国対委員長は、「意図的な引き延ばしはしない。充実した審議をやるということ」という。

   与良正男は、「あれだけ反対していたインド洋での給油の法案を衆院で『どうぞどうぞ』と通しちゃって、今度は一転、というのはわかりにくい」

   みのもんたも、「憲法にも触れる問題ですからね」

   与良は、「どっちが真面目に日本の将来を考えてるんだと思うのね。だからああ民主党は、われわれが政権を穫ったらこうなるんだと、真面目にいっとけばよかった。ホントわかりにくい」という。

   市場の動向、円高、外交日程など、解散日程の判断という点では、どうも風は麻生首相に順風のようだが、かといって「株安の現状を時代の転換点にすべき」(与良)というほどの哲学はなさそうだ。まあ、どっちもどっち。

文   ヤンヤン
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