久米宏「新番組」は報ステを食うか

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「久米宏のテレビってヤツは!?」(TBS) 2008年10月22日 22時~

   久米宏ひさびさのテレビ再登場。「A」という日本テレビの番組で惨敗して、どういう再登場の仕方をするかと思っていたら、ぞろぞろとコメンテーターを並べただけの雑談番組である。一応メンバーに工夫はある。上杉隆、宮嶋茂樹、姜尚中、市川海老蔵、森永卓郎、杉田かおるなど。テーマは三浦和義の自殺、株の暴落、海外留学詐欺まがい事件など最近のニュースから拾ってある。
   久米宏はかつて電波の申し子の様な人だったのに、久しぶりすぎてか目が泳ぐ。カメラ目線にも馴れていない様子で、司会相手の八木亜希子に「CМにいこうか」と合図するのがばっちり映ってしまったりした。この直前の「水曜ノンフィクション」が超低空視聴率で、ほとんど誰も見ていない状態。あおりを食って、久米宏といえども既に神通力はなく、5%ちょっとという情けない有様だった。
   プライムタイムに硬派は勇気ある決断だと思ったが、遠からず水曜の(ノンフィクションと久米宏)はTBSのお荷物になるだろう。裏の「報道ステーション」(テレビ朝日)を食ってやろうと意図するなら、「ニュース23」とジョイントして完全な久米ニュースで対抗すればよかったのに、中途半端なワイドショーもどきなので、主婦層も見ないし1日家にいなかった夫族も見ない。「ニュースウォッチ9」(NHK)や「報道ステーション」で生ニュースを見てしまう。もはや久米宏恋しのファンは消滅してしまったのだから。

(黄蘭)

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