2018年 7月 21日 (土)

「パワハラで自殺」と両親が提訴 女性教師に起きたこと

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   <テレビウォッチ>2006年10月28日、鹿児島・曽於市立中学の女性音楽教師(当時32)が自殺した。3回忌の一昨日(10月28日)、両親が鹿児島県と曽於市を相手に損害賠償を求めるべく提訴に踏み切った。訴えの理由は女性校長による『パワハラ疑惑』。

不透明な感じがします

   所太郎リポーターが報告する女性教師の遺書と訴状の内容は――

   彼女の平穏な生活が一変したのは、04年女性校長が赴任してきてから。その年の6月、教育委員会の授業視察があった際、女性教師が、忘れ物をした生徒を正座させた。この件で、校長が教育委員会の指導を受けたことからすべてが始まる。

   数日後、女性教師が車の自損事故を起こしケガのため遅れる旨連絡すると、校長は「事故処理など、どうでもいい。すぐに這ってでも学校に来なさい」と言った。

   この後も、何かにつけて校長室に呼ばれ、数時間に及んで説教されたらしい。また、05年から、免許を持っていない国語の担当を命じられ逡巡していると、「やれなければ辞めなさい」と言われ、教育センターにおける半年間の研修を言い渡された。

   体調を崩し6か月の休職を願い出ると、「病気に逃げるな」と叱責される。 さらに校長は「免許外の国語の1年、持たせてもまだ辞めない」と、市の教育長に告げていたという。

   女性教師側の弁護士の話では、数年前から女性教師は心療内科に通院しており、校長はその病状を把握しながら、国語を担当させたともいう。

   校長は、所の取材に対し、「コメントできない」と答えたそうだ。

   石丸幸人は「辞めさせる目的で国語の担当にしたかどうかが、パワハラに当たるのかどうかの分かれ目になる」と話す。

   江上剛は「教育現場のようなところでは、いじめで追い詰められて逃げ場を失くす。自衛隊も逃げ場のないところで、一般社会の2倍以上、自殺者を出している。逃げ場のないところでは追い詰め始めると徹底的に追い詰める。そういうところはよくケアしなければいけない」と語る。

   最後に、赤江珠緒が「学校はだれもが関わる場所なのに、現場で一体、何が起きているのか不透明な感じがします」と話した。

文   アレマ | 似顔絵 池田マコト
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