小室哲哉の任意同行 ヘリで「追っかけ」する話?

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   <テレビウォッチ>音楽プロデューサーの小室哲哉(49)が、詐欺容疑で事情聴取というので、「8時またぎ」ではむろんトップ。しかし、大阪地検への移動を細切れに中継するもんだから、ほかのニュースがめちゃくちゃ。テレビの強味が弱みになった典型だった。

ベルサイユ宮殿みたいだった

   まさに堕ちた偶像。一世を風靡したカリスマ、「一時は何百億という収入があった男ですよ」とみのもんたがいう小室が、たかだか(?)5億円の詐欺容疑で、逮捕間違いなしという。この朝、大阪市内のホテルから任意同行を求められた。

   まあ、一般紙までが1面で伝えたのだから、大ニュースではあろうが、ヘリでナマ中継して追っかけるほどのネタか。みのがまた、「ヘリの映像出ますか」なんていうもんだから、写ったはいいが、カメラが車を見失っていたり、地検前からのレポートが「報道陣が2-300人」とでまかせ(?=映像を見る限り50人)をやったり。

   事件の内容も単純なものだ。一昨(2006)年の8月に、兵庫県の資産家に小室の806曲の著作権を10億円で譲渡するとして、まず5億円を受け取った。ところが、曲の大半の著作権はすでに音楽出版社がもっていたため、資産家は5億円の返却を求めたが、返してもらえなかった。つまり詐欺だと。

   過去の栄光は確かだ。1983年に「TM NETWORK」を結成。「My Revolution」のヒットを皮切りに、95年に結成した「globe」では400万枚という記録。総売上は1億7000万枚といわれ、96、97年には高額所得者の2位になった。しかし、近年は事業に失敗した話ばかりで、数十億円の借金があったともいわれる。

   大阪地検前で、検察の車のなかの小室の映像が映った。それを見ながらみのが、「どんな胸中でしょうね」という。さらに「200億円ともいわれる資産が雲散霧消した?」

   音楽好きの与良正男が、「ヒーローでしたね。日本の音楽を変えたことは確か」

   三屋裕子も、「レコードからCDへの変わり目で、デジタル系が出てきたころ」

   与良は、「誰もが真似をして、自分1人で音楽ができるようになった。ヒットがでなくなって、著作権ビジネスへいったのがつまずきだったのかな」

   三屋は、「詐欺事件ではよく、認識の違いというが、これはちょっとね」

   みのは、「民放の取材でアメリカにあったスタジオつきの邸宅にいったが、ベルサイユ宮殿みたいだった。あれを全部手放しちゃったんだ?」

   「高級車も手放した」と竹内香苗。「でかいクルーザーとかも?」(みの)

   要するにそういうこと。だから、過去の映像と、ホテルを出るときか地検に入るときの表情をとらえた映像があればすむ話。今朝の「朝ズバッ!」は、ナマ映像に踊らされて自滅した。しかも、とうとう時間内には「逮捕」とならなかった。逮捕が報じられたのは、番組終了後だった。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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