CG?本物? 迫力の「翼脱落」アクロバット飛行

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   アクロバット飛行の訓練中に、突然片方の翼が根元から折れる。しかし、パイロットはその飛行機を操って、見事着陸に成功――。そんな奇跡的な生還映像を収めた動画「THE BEST AIR RACE PILOT EVER!!!」が、動画共有サイトのYouTube(ユーチューブ)で再生回数170万を超えるメガヒット中だ。

   これはありえない、できすぎだ。ニセモノだ。CGだ。ラジコンに違いない。いやいや、このようなケースは実在する――。動画の真偽をめぐっては、『飛行経験○○時間』を誇る専門家たちがコメント欄で激論を戦わせている。

   そんななか、当探偵社はパイロット本人が公式ページでこのアクシデントについて語っているとの情報をキャッチし、さっそく駆けつけた。

   「飛行中に右翼が落ちたんだ。それは驚いたよ」と、アクシデントを振り返るのはジェームズ・アンダーソン。プロフィルによると、飛行機レースのパイロットだ。当時の映像として「THE BEST AIR RACE PILOT EVER!!!」とまったく同じものが紹介されており、本人と見て間違いない。

   ところが、この公式サイトをよく見ると、妙な点が多いのだ。たとえば、「レース結果」のページには『空のF1』の異名を取る、有名な「レッドブル・エアレース」の出場記録が記載されている(ほとんどが失格)が、レッドブル・エアレースのサイトにはアンダーソンの名前はない。

   それどころか、公式サイト以外にアンダーソンが存在する裏付けがまったく得られないのだ。どうやら架空の人物の疑いが強いと見て、当探偵社は目下捜査中である。

   とすると、あの奇跡の動画は何だったのか。いまだ謎であるが、アンダーソンの飛行機、および公式サイトを『提供』している「killathrill」は、実在するドイツのスポーツファッションブランドのようだ。

                                

OP・コンチーネ

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