2024年 4月 19日 (金)

大麻「売買の現場見たことある」

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   <テレビウォッチ>映画俳優、慶大生、プロのテニス選手、元AV女優、そして歯科医師とその女性患者。連日のように大麻取締法違反(所持)事件が相次いでいる。

   何故こんなにも大麻汚染が広がっているのか? 番組で追跡したのだが……

   「手に入れるのは簡単ですよ。渋谷とか、六本木とか、(大麻を)売買している現場を見たことがある」「大麻を栽培している人が周りにいる」。

   背景にあるのは、大麻の元である「麻」。種子は七味唐辛子など食材に、茎の皮は繊維製品に昔から使われている。

   戦後、GHQ が全面禁止する方針を打ち出したが、食材や繊維製品に使われていることから日本政府が待ったをかけた経緯がある。

   番組によると、大麻取締法第3条では「大麻取扱者でなければ大麻を所持し、栽培し、使用してはならない」とされているが、1991年の法改正で「種子の所持は合法」となったという。

   そこで、堂々と売られているのがインターネット。

   オランダの会社が、「日本の法律では大麻のタネを所持すること及び販売、購入、輸入することは違法ではありません」と明記のうえ、栽培法まで伝授し10粒5000円で売られているという。

   ただ関税法では、加熱処理した種子(発芽しない)でないと輸入できないのだが、見分けるのが難しく、隙間を縫って輸入されているという。

   では国内に出回っている種子は、加熱処理しなくても所持していて違法でないのか。今一つ曖昧。

   しかも、タレントのピーコが「タバコみたいに常習性がないからいいんだとか言われているけど、今の医学では常習すると体に悪いことがいっぱい分かってきたし、たやすく飲めないと思う」とコメントしたのだが……。

   本当に常習性がないのか、常習した場合タバコと比べて人間の体にどのような害を及ぼすのか、よく伝わってこない。もう一つ踏み込んだ取材を……

文   モンブラン
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