2018年 7月 21日 (土)

前空自幕僚長の言動 「クーデター級」なのか?

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   <テレビウォッチ>きのう(11月11日)参院外交防衛委で行われた田母神俊雄・前空自幕僚長の参考人招致は、どうやら開き直りが通ってしまった? またしても、国会議員の力量不足だ。

この番組に出て頂きましょう

   「いささかも間違っているとは思わない」「日本をいい国だったといったら解任された」「私が指示したら、(応募論文は)1000を超える数になる」「いい国だと思わなければ、国は守れない」。招致を終えたあとは「村山談話の正体は言論弾圧の道具だ」

   どれも、短絡的、非論理的な主張なのだが、これを寄ってたかって叩き潰すこともできなかったようだ。正論をいくらいっても、思いこみにはかなわない。だから、「お前のやったことは、反逆行為、クーデターに等しいのだ」といった強い言葉が必要なのだ。

   ビデオでのコメントが衝撃的だった。志方俊之・元陸自北部方面総監は、「国会議員の前で憲法を変えてくれといったのはもの凄いこと。自衛隊員のほぼ全員が憲法を変えて欲しいと思っているのは間違いない」といった。

   憲法はいわば表の顔だが、自衛隊員の思いは全く別だったということか。政府見解があるから、ただ黙っていたということか。防衛省の文官はなにをしていたのか。いや、田母神をトップに据えたのは、だれなのか?と思わざるを得ない。

   現に、自民党の国防関係合同部会では、中谷元防衛庁長官が田母神・前空自幕僚長を批判し、浜田防衛相が謝罪したが、論議に入ると田母神史観を擁護する声が公然とあがったという。曰く、「常識的感覚を持っていればそうなる」「何をもって侵略というのか」「村山談話のような歴史観で選挙が戦えるか」--。

   むろん、自衛隊関係者からも「その任にふさわしい人ではなかった」という声はある。しかし、騒げば騒ぐほど田母神流の言質が目立つことになる。

   みのもんたは、「自民党の国会議員にも同調する人がいるという。名前はわかってますが、われわれはこれらをきちんと伝えていかないといけない」「自衛隊の士気がどうとかいってるが、歴史観と今の自衛隊の話とは違うでしょう。一回この番組に出て頂きましょう」とまでいった。

   与良正男は、「政治の責任は大きい。田母神さんが勢いづいたのは安倍内閣からじゃないか。安倍さんは村山談話にも河野談話にも不満を隠さなかったが、その安倍さんでも村山談話を否定できなかった。事実関係として。言論弾圧の道具だなんて、とんでもない」

   みのは、「遠からず選挙があるから、これは間違いなく焦点になる」と脅しめく。「何がいけないのか、麻生さんが説明しないといけない」

   「朝ズバッ!」でやりましょうや。参考人招致より面白くなるだろう。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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