プロ野球日本シリーズ最終戦 視聴率が良かった訳

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「プロ野球日本シリーズ 巨人×西武 第7戦」(NHKハイビジョン) 2008年11月9日 18時~

   アンチ・ジャイアンツのプロ野球ファンはこの試合を見て、こう思ったに違いない。「ざまあみろ、他チームの4番とエースを金にあかせて引っこ抜いてきても、お天道様は見ている。2軍でコツコツと育てられた西武生え抜きの若者たちに、最後は栄光を与えた」と。
   野球人気凋落などと的外れなことを言うヤカラには、この日の視聴率28.2パーセント(地上波分。瞬間最高視聴率39.9)は説明が出来まい。試合が面白く、かつ最初から最後まで完全に試合を中継してこその結果である。緊迫した少数得点差のゲームには、勝った西武と同時に、負けた巨人の功績も大であった。
   筆者は7回までの硬直した成り行きで、巨人優勝で終るだろうと、必要があって暫くの間、NHK総合にザッピングしていた。他の受像機もつけると音が煩(うるさ)くて気が変になるからである。ニュースになって試合経過が出たのを見たら、2対2の同点になっている。慌ててまたハイビジョンにチャンネルを戻したのであった。
   日本一を決めるに相応しい好ゲームであったと同時に、野球の醍醐味はホームランや連打ばかりではない、足でかき回す細かい瞬間芸とも言えるプロの技を見ることだと再認識した。ただし、大リーグなどでもよく感じるのだが、ハードは素晴らしく高機能になったが、カメラが選手の動きの肝心な場面に間に合わない時がある。野手を撮るカメラの角度や方向には、もう一工夫を望みたいものだ。

(黄蘭)

採点:2
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