「可愛さに騙されちゃいけない」 女子高生がプロ野球選手に

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   <テレビウォッチ>北京五輪のあった今年(2008年)のスポーツ界、「低迷」が気になった男子に比べ、「躍進」が目立った女子。ここでまた一つ、女子高生が力量発揮して「初」の女性プロ野球選手に指名されたニュースを取り上げた。

なぜそう思うように?

   話題の主は、右下手から投げるナックルの「魔球」を武器に打者を手玉に取る吉田えり投手(16)=神奈川県立川崎北高校2年。

   来年4月開幕する関西独立リーグのドラフト(新人選択)会議が11月16日行われ、『神戸9クルーズ』から7位指名を受けた。

   その「魔球」の威力については、関西独立リーグ最高顧問の石毛宏典の折り紙つきで、「女性とか、16歳というハンディはあるかもしれないが、バッターを打ち取る術は心得ている。ナックルボールという着眼点も良い」と。

   吉田は、今の高校で2年生を終え、3年から転校し入団する決意で、来年4月開幕から男子選手に交じりプレーする紅一点の投手が話題になること間違いなしだ。

   番組では、登校前の吉田に電話でインタビューした。

   小倉「女性はなかなかプロ野球選手になれないじゃない。なぜそう思うようになったの?」

   吉田「ナックルボールとの出会いで、なれるんじゃないかと思うようになりました。

   その出会いは中学3年の時、レッドソックスのウィークフィールド投手が(ナックルを)投げているのを見て「これは体力がいらないのではないかなぁ~と」と思ったという。

   小倉「ウィークフィールドを見てどうやって自分のものにしていったの?」

   吉田「まず基本の握りとボールの回転とかだけを見て、あとは自分でベストのところを見つけていったのです。初めは上から投げたり下から投げたり。一番いい変化をするところが(右下手投げの)今のところになった」

   ニューズウィーク日本語版編集長の竹田圭吾が「この可愛さに騙されちゃいけない。すごい頭のいい人じゃないかな~。ナックルを見つけることと、自分でフォームを改造するというのはすごい。中身を持った選手だと思う」と絶賛。

   女と思って「舐めたらあかんでよ~」ということだろう。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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