おおたわ史絵「たいした奴じゃないかも」 「元次官襲撃」犯人像「考え過ぎ」
2008.11.26 12:17
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<テレビウォッチ> 元厚生次官宅連続襲撃事件では、犯行を認めている容疑者の『収入源』にスッキリ!!の捜査のメスが入った。これは動機や、歪んだ思想、組織・団体の有無を解明するために重要である。
番組によれば、容疑者はタクシーに触れたか触れないかの事故のあと、何か月も病院に通い、飲食店ではご飯大盛を見て「こんなのは大盛りじゃない」と従業員に凄んだという。女性に生活の面倒を見てもらっていた時期があり、事件当時数百万円の借金があった――。
〆(締め)に入るとき、司会の加藤浩次が結論へ向けて動いた。「(容疑者は)裏の人間とつながってたんじゃないか、とかいろいろ考えてしまうけど、借金を繰り返し、女性からお金を貰ったり、その辺でタカったりして――。そして(生活が行き詰まって)犯行に及んでしまっただけの可能性もありますよね」
「あんまりバック(裏にいる人間)もなくね……」。これまで複数犯、組織的犯行説を唱えていたテリー伊藤も苦笑い。「たいした奴じゃないかもしれないですよ」と、内科医で執筆家のおおたわ史絵も『裏』の存在に否定的だった。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト