2018年 7月 19日 (木)

コレ知らないと炎に焼かれてしまうかも…

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   <テレビウォッチ> 中山美香の面白いレポート。「みなさん、着衣着火という言葉をご存じでしょうか」。え? 着物に火がつくこと? そうです。これが大変恐ろしいというお話。

つく前が大事

   国民生活センターが実験映像を公開した。人形が着た木綿のパジャマのそでに火をつけると、あっという間に肩まで。やがて全部が燃えてしまう。人間なら完全にアウトだ。

   たき火、台所のガスコンロ、仏壇のろうそくの火……2006年中の死者128人(同センター)というから驚く。町で聞いても、「レンジの横の布巾に火がついちゃったことは、何回もある」。みんな似たような体験はあるはず。

   実は10年ほど前、「表面フラッシュ」という現象が注目されたことがあった。これも着衣着火のひとつで、生地の表面の「起毛」に火がつき、瞬間的に燃え広がる現象のことだ。大竹真がそれを実験した00年の映像が残っていた。

   袖口に火をつけると、生地の表面を火が走って背中にまわる。すごい早さで、大竹がバタバタとやってるうちに火は背中をじっくりとひとまわりして脇の方へいっていた。目で追いきれない早さだ。

   同センターがこれで注意を喚起したのが1997年で、これをうけて繊維メーカーが対策を講じたため、いまの衣服ではこれが抑えられている。しかし、肝心の着衣着火そのものはなくなっていない。事故が増える師走を前に、同センターはきのう(12月4日)会見して注意を呼びかけたというわけだ。

   死者の数は毎年100人以上、140人台だった年もある。見過ごせないのが、一昨年の死者の8割が65歳以上のお年寄りだったこと。注意力が落ちて、火がついたと気づくのがおそかったり、火がついた後の対処ができなかったりが多いためらしい。若いひとなら多分、火がつく前に気がつくか、ついてもすぐに消せた、そんな程度が死に至る。

   対処法は、「炎に近づきすぎない」「ついてしまったら、水がいちばん」(同センター)というが、防炎加工をしたエプロンやかっぽう着、アームカバーがある。実験してみると、これはたしかに燃えにくい。ただ、知っている人が少ないのだそうだ。

   売っている所も少なく、番組が調べたら、置いてあったのは53店中3店だけだった。

   加藤浩次は、「お年寄りがねぇ」

   テリー伊藤は、「たき火で火がついちゃったりするとね」。

   で、火がついたらどうするか。中山が、「アメリカでは、ストップ・ドロップ・アンド・ロールというんです」という。動き回わってはいけない(ストップ)。床に寝る(ドロップ)、ゴロゴロと床を転げ回って(ロール)実演してみせた。

   加藤が「つく前が大事」といったが、その通りだろう。どうするか考えておくだけで違う。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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