2024年 4月 18日 (木)

「優勝」浅田真央は安泰か 伊藤みどりがチェック

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   <テレビウォッチ>韓国で開かれたスケートのグランプリ・ファイナルで、浅田真央(18)が優勝した。ショートプログラム(SP)では韓国のキム・ヨナ(18)に次ぐ2位だったが、フリーでトリプルアクセルを2度決めて、堂々の逆転勝利だった。

あれをどう見ます?

   加藤浩次が「真央ちゃん逆転しましたね」といったが、ここで、なつかしや伊藤みどりお姉さまが登場した。1992年アルベールビル五輪の銀メダリスト。女子で初めて公式戦でトリプルアクセルを跳んだ人だ。

   「五輪1回目では転んで、2度目で成功した。だから、真央ちゃんの2度がいかにすごいかがわかる」という。なるほど。

   このグランプリ・ファイナルは、6か国で開かれたグランプリの上位6人だけで争う最終のチャンピオンシップ。浅田真央は過去にも優勝しているが、ここ2度はキムが連勝していた。

   さて、そのトリプルアクセルとはどれほどのものなのか。

   伊藤は「男子レベルですね。男子でも2度は難しいのを、真央ちゃんはなんなくこなしちゃって、手まであげてた」。といわれても素人にはわからない。

   加藤は「筋力もあるんですか」といったが、伊藤は加藤の手をとってフロアに引っぱり出し、ステップをやらせた。

   「左足で踏み切って、まわって右足で降ります」。そんなもの加藤ができるわけない。勝谷誠彦と三船美佳が大喜び。

   加藤は「やってみてください」。と、伊藤は、往時よりちょっと太めにはなっているが、くるっと軽やかにまわってみせた。むろんハイヒールのブーツだから1回転だが、いやさすが。

   テリー伊藤は、「キム・ヨナがジャンプを失敗しなかったら負けた? その前のSPで真央ちゃんの方がよかったと思うんだが、2位だった。あれをどう見ます?」ときいた。

   これに伊藤は、「現場で見ていて、キムのスピード、迫力はすごい。ダイナミック。あのスピードでくるっと回っちゃう」という。しかし、「地元でもあるし、公式練習からガチガチでしたね。緊張でミスも多かったし」。キムの自滅ということか。

   これはそのまま、浅田真央の今後の課題でもあるらしい。バンクーバーへ向けては、「スピードと迫力とダイナミズム。技術はあるから、けがをしないように」と伊藤はいう。

   18のきびしい闘いはまだまだ続くわけだ。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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