「アメリカでは胡散臭い」男に 詐取された日本企業の「負け惜しみ」

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   <テレビウォッチ> 損害額4兆5000億円という桁違いの巨大詐欺事件が発覚した。容疑者は元ナスダック会長のバーナード・マドフ(70)。米証券界の実力者だという。

大した金額ではない、と…

   小倉智昭が紹介したところによると、「私のファンドに金を預けなさい。利回り10%を維持する」と勧誘、超多額の金を集めた。スティーヴン・スピルバーグ監督らを利用したチャリティーなども行なって信用をかち得ていたといわれる。が、アメリカでは「マドフは胡散臭いぞ」と見られて、ひっかかる向きは少なかったらしい。

   デーブ・スペクターに言わせるとマドフは「世界でいちばん嫌われている男」とのこと。小倉の「何でアメリカでは黙っているのか」との疑問に、デーブは、「ろくに管理していないから、知らない間にどんどん膨れ上がった」と答える。捕えられたマドフは「ウーン、詐欺だったんだよね」と、あっけらかんとしたものだったようだ。

   ねずみ講まがいの手口に騙されたのは主として海外の金融機関。スペインの最大手銀行が2700億円、フランスの投資銀行が554億円、日本では野村ホールディングス275億円、あおぞら銀行124億円といったところ。

   小倉が「日本の投資機関では大した金額ではない、と言っているところもあるみたいだけど」と笑いかけると、笠井信輔は「負け惜しみだと思います」。

   稀代の詐欺犯は4兆5000億円という大金の何%を私したのだろうか。

文   アレマ | 似顔絵 池田マコト
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