若手芸人に地獄ノック状態 「老舗番組」意外な楽しみ方

印刷

「笑点」(日本テレビ) 2008年12月14日 17時30分~

   「エンタの神様」「爆笑レッドカーペット」……お笑いのネタ見せ番組は数多くあるが、これらの番組では受けていた若手芸人が必ずといっていいほどすべるのが「笑点」の演芸コーナーだ。「笑点」の観客の年齢層は高い。そんな中で若手が機関銃のように早口でまくし立てても受けるはずもなく、そのうえ、持ち時間は通常のネタ番組よりも長く、若手にとっては地獄のコーナーといえる。
   この日のゲストは「ナイツ」。彼らの得意ネタは気になった言葉をYAHOO!(ヤフーではなくヤホーというのがミソ)で調べてきました、というような感じで、「マラソン」を「マラソソ」、「パソコン」を「パソコソ」など、言葉を間違えて笑いをとるのだが、この客層ではヤフーをヤホーと言ったところで笑いは起こらないと判断したのか、そこはあえて省いていた。イチローのことを調べたといいながら、それが鳥羽一郎のプロフィールだったとか、わかりやすいネタを披露して、最近の若手には珍しく受けていた。もっとも「ナイツ」は若手といったところで、見た目も含めてかなり昭和の香りが漂う芸風なので、観客も馴染みやすかったのかもしれないが……。
   「笑点」といえば大喜利の印象が強いが、そういう意味でこの演芸コーナーも侮れない。1分ネタに慣れた若手芸人には試練の場であり、そんな若手のすべりっぷりを鑑賞するのもまた一興だ。

(白蘭)

採点:1.5
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter

このエントリーはコメント・口コミ受付を終了しました。

注目情報PR
追悼

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中