「超」ゴミ屋敷内に決死の潜入 そこでカメラが見たもの

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   <テレビウォッチ>『住めばみやこ』などという生易しいものではない、想像を絶する暗闇の生活の中から出てきた妹と姉が青空の下で対面、最初に交わした言葉がお互いに「あんた誰?」だった。

赤江:驚きましたね~

   静岡県三島市。10数年も前からゴミ屋敷と化していた家に12月16日朝、市の立ち入り検査が行われた。

   理由は、最後に目撃された1年半前以来、75歳の妹の姿が見えないこと。「既に亡くなられたのでは?」との疑問から、「高齢者の虐待防止、高齢者の擁護に対する支援などに関する法律」に基づいて実施されたのだ。

   で、立ち入り検査に同行したカメラが映し出した異様な光景は……金網の柵で支えられているものの、溢れんばかりのゴミの山に囲まれた朽ちた家。ゴミは家主である78歳の姉が、毎日のようにどこからか収集し、積み上げたらしい。

   そのゴミの山の道路に面したところには「何一つごみではない。使用中のものに付き、持ち去るな」の注意書きが。

   市側はまず、姉に「妹さんの元気な姿を見せてほしい」とやんわりお願いを。しかし、答えは「ダメ、ダメ、ダメ。妹は元気、中には猫も住んでいる。こんな寒い時にあけるのはダメ」。

   やむを得ず強引にゴミを除きつつ中へ。30分程してやっと通路を確保し、たどり着いて奥に妹は生存していた。

   「どんな姿でした?」に、市の担当者は「天井すれすれまで積み上がっていた私有物(ゴミ)の中にうずくまっていました」という。

   電気、ガスのない、まっ暗闇の中での姉との生活。最初外へ出ることに難色を示していた妹が説得に応じて出てきた。で、青空の下での姉との久しぶり? の対面。お互いが発した言葉が「あんた誰?」だった。

   体調を聞かれて妹は「大丈夫、大丈夫」。「ご飯は食べているの?」のも「食べ過ぎ」と。姉が2日に1度食事を運んでいたらしい。

   姉の説明によると、妹は20歳のころから家に引きこもったまま。見に来た近所の女性は「引っ越してきて50年経つが、妹さんを見たのは1度だけだった」という。

   その姉は「ドロボーが怖いから(?)」という理由で、2か月前から家の前の路上で寝ていたらしい。

   キャスターの赤江珠緒が「驚きましたね~」に、ジャーナリストの鳥越が「どんな生活していたのですかね……」。

   市側は、この老姉妹に「ゴミを片付ける」「定期的に市職員と妹を面会させる」などを約束させたとか。しかし、スタジオでは「約束できたのかな?」。これに取材したリポーターの原元が「一応~」。

   それにしても、何十年間、風呂やトイレ、洗濯……いったいどうしていたのか。「慣れ」とはすさまじい。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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